個人的には、マイクロソフトのXbox One Sが大のお気に入りですが、まるで血のように真っ赤なギアーズ・オブ・ウォー限定版を持っていない限り、色は白しかありません。しかし、SkinIt.comのコンソール用スキンを使えば、新たにペイントするよりもわずかなコストで、オリジナルのデザインカラーにカスタマイズできるのはご存知でしたか?

SkinItでは、あらゆるゲーム機や携帯端末に対応した数百種類のスキンスタイルが用意されています。そこで筆者は、34.99ドルのつや消しスチールを選び、Xbox One Sコンソールとコントローラーのスキンキットを装着してみました。以下では、このカスタマイズについての正直な感想をご紹介します。

素材について

SkinItのスキンはビニール製で、片面に3Mの接着剤が付いているので、デバイスに簡単に取り付けることができます。今回選択したつや消しスチールのスキンスタイルは、光を反射しないつや消しメタリック仕上げで、本物の金属と見間違えるほどの魅力的な効果を生み出しています。そのおかげで、通常のXbox One Sのホワイト仕上げより、印象的な仕上がりとなっています。

つや消しスチールの他にも、プラスチック、カーボンファイバー、バイカラー、アニマルプリント、アート作品、さらにはスポーツチームのロゴなども用意されています。5ドルの追加料金を払えば、写真をアップロードしてオリジナルスキンを作ることもできます。

ゲーム機のプラスチックケースにキズが付くのを防ぐ程度はできますが、衝撃を吸収するパッドやヘコミを防ぐほどの厚みはありません。あくまでも見た目のデザインを良くする用途です。

裏面の接着剤は汚れを残さず、コンソールに付着させる際にスキンの位置を変えるのに苦労しませんでした。実際に、慎重にXboxの上に置いてみると、スキンの厚さと丈夫さのおかげで、気泡の発生を最小限に抑えることができました。気泡が発生しても、簡単に押し出すことができ、ヨレやシワになることはありませんでした。

適用

コンソールのスキンは、フロント用と残りの部分用の2つのパーツに分かれています。Xbox One Sの全体を覆うようにはなっておらず、必要な箇所には穴が開けられているので、スキンがちょうどいいあんばいに貼れるようになっています。コントロールボタンとイジェクトボタンがある前面の箇所には、スキンに小さな切り込みが入れられています。

こうして2枚のスキンで、それぞれのパネルをカバーしますが、端から端までカバーしているわけではないので、スキンを装着すると、プラスチックの元の部分がわずかに見えます。Xbox One Sの白いケースに黒いスキンを装着している場合は、その2色の違いがはっきりと見えてしまいます。

大して悪くはないのですが、上部パネルに1〜2ミリの余裕があると、より統一感のある外観に仕上がります。コンソールの色に近いスタイルを選択またはデザインすることで、この問題は防げます。グリップの下の部分は、鋭角になっていて、エッジの周りに小さな折り目をつけなければ、ぴったりと収めることができませんでした。